■自己紹介

私は、現在の職場で勤務して20年目を迎えています。その前は東京スポーツ新聞社でプレスライダーとして働いていました。当時、通信技術が未発達でメールなどもなく、写真や原稿はすべて手運びでした。プロ野球の試合では読売巨人軍のゲーム取材が多く、東京ドームや神宮球場、横浜スタジアムなどに赴き、カメラマンからフィルムを受け取り、オートバイで現像所まで運んでいました。

当時使用していたオートバイは、Kawasaki Z1000R2やヤマハSR500、Kawasaki W3・RS650、ヤマハRZ250、スズキのジェンマ125、Kawasaki AR125など、多種多様でした。また、北野たけしさんが記者会見を行った「フライデー殴り込み事件」に立ち会った経験もあります。その後、結婚を機に住宅メーカーに転職し、14年間勤務しました。その間に培った知識と経験を活かし、自身で住宅の設計施工会社を3年ほど運営していました。

建築に関する知識と経験は豊富ですが、不動産に関しては当時初心者同然でした。そんな中、湘南へのあこがれもあり、20年前から現在の職場でお世話になることになりました。これまで経験した中で、特に印象的なローン事例をいくつかご紹介します。

・個人事業主の方で申告年収が100万円の方が、約4000万円の中古住宅を購入希望。民泊開業を目的としており、国民金融公庫と資金計画を立てた結果、希望額の融資を実現しました。

・71歳の方が団信付き住宅ローンを希望されましたが、多くの金融機関で審査が通らず、最終的に信用金庫のセゾンファンデックス提携ローンで融資を受けることができました。

・昭和41年建築の物件を購入希望のお客様が住宅支援機構を利用しようとしましたが、物件が融資基準外でした。融資先と打ち合わせを行い、耐震基準適合証明書を取得し、耐震補強工事を条件に融資が実現。無事お引渡しが完了しました。

ローンにはさまざまなハードルや制限が伴いますが、時には直球だけでなく変化球が必要だと感じています。20年の勤務を通じて多くの事例に触れてきた経験を、今後も皆様のお役に立てる形で活かしたいと考えています。

趣味はゴルフ、ギター、愛犬のフレンチブルドッグとの時間、そして年に1、2回程度のスキーを楽しむことです。